戯曲(習作つづき7)/星☆風馬
 
り電車の単線ばかりまっすぐにのび
     レールとみちの粘土の可塑性(かそせい)
    月はこの変厄(へんやく)のあいだ不思議な黄いろになっている」

父  「あー(父伸びる)やっとこれで今日の真奈の命日供養も終わったな」
母  「そうですね」
父  「奈津、御苦労さん(父、奈津の肩をたたく)あー、疲れたなー。しかし、紗倉真奈のあの学園祭での脱ぎっぷりはすごかったよな」
せむし「全校男子の憧れミス河内東の紗倉真奈が全裸になったわけですからね」
母  「あの裸、反則よ。校長先生、顔が歪んでたわね。でもどうして薫さん、今日は全裸なの?」
せむし「え?わたしですかい?それは感謝のた
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