戯曲(習作つづき)/星☆風馬
痛くない?」
龍児「大丈夫みたいだ
おれがじいさん奈津がばあさんで茶でも飲みながらドッカンドッカンやってるんだな」
奈津「そうよ。ドッカンドッカンやってるの」
龍児「奈津。おれたちってどうやって生まれてきたんだ?母ちゃんと父ちゃんがセックスして生まれてきたんだが、おれの半分はおやじで半分はおふくろ。すると、おれとおまえの子はおやじかおふくろになるのか?」
奈津「どうしてそんなこと考えるの?」
(龍児、奈津の手を止め、腰を抱きかかえて膝の上に乗せる)
奈津「(歌)ひふみ ゆらゆら ゆらゆらら」
奈津「小さいときお父さんがわたしを抱いてこうやってひふみの子守唄を歌いながら
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