(批評祭参加作品)観察することば/石川和広
 
に来ていると考えている。
ただ、ぼーっとしたり、振り回されるだけでなく
当面は、詩を書きながら生きつづけるために

つまり、生きていく必要のための観察…
しばらく、ぼくの呟きにお付き合いくだされば
これ幸甚なり。
 
       *

最近、親との関係をはっきり、させていきたいと考えている。
僕は、それほど自信のある人間ではないから、いや、たとえあったとしても、親に甘えたいという気持ちも、たくさんある。
だから、そんなに立派な考えでもなく、でも、もう親と暮らすのは、なんだかしんどいという気持ちだ。
もちろん、僕は感情的になることが多く、そのことで、精神科から、お薬を、処
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