嗜好の深み〜「babi-yarの珈琲三昧」/深水遊脚
 
「誰にでもわかる一つの味があるはずだ」は、どちらも「嗜好」の奥深さ、他者のなかに眠る「嗜好」の底知れぬ闇に対して鈍感であるように思うのです。

 私がコーヒースレッドを開始したのは、一度自分についた固定観念をリセットしたかったのが大きな理由です。様々なコーヒー体験を会議室でシェアしてみるのも良いのではないかと考えました。言葉で説明するとそうなります。が、衝動です(笑)コーヒースレッドを開始して以来、いろんなコーヒー豆を挽いて飲んでみています。本当ならコーヒー豆は大量に買い込まず、短い期間で使い切るほうがいいのですが、いま4種類の豆があります。近所の自家焙煎珈琲の喫茶店の豆、少し遠いところにある
[次のページ]
戻る   Point(2)