はたして文学極道は本当に滅亡するのか/kaz.
 
ラムである、という現実を受け入れられずにいるのだ。自分がプログラムであるというのは、何も規格化されている、といった意味ではない。むしろ自動生成するループ処理のようなものと見て欲しい。文学極道という〈機械〉は、それ自身のうちに無限増幅プログラムを内在しており、利用者とはその一つ一つであるのだ。

つまり、文学極道は〈王国〉ではないのだ。自己のうちに繁栄と衰退を内在する国家機構ではありえないのだ。文学極道は〈機械〉であり、永劫回帰的な生けるプログラムを内在しているのだ。その全体がバグであり容量オーバーがあったとしても、プログラム自体が消滅してしまうわけではない。だから滅亡もあり得ない、というのが結
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