はたして文学極道は本当に滅亡するのか/kaz.
 

何故、このような応答が可能なのだろうか。それは、具体例として提示した〈機械〉が、文学極道とちょうど対応していると考えられるからだ。文学極道は、もちろんコンピューターによって言語開発を行なっているわけではもちろんないし、日々文学作品を機械的に生産しているわけでもない。ただし文学極道の存在自体、一種の機械化を歓待している節があり、また作品の数はコンスタントに維持されている。むしろ自ら進んで機械になろうとしている。現に、文学極道の掲示板は現在140万アクセスを突破している。

このような見方は穿っているのかもしれない。そういう人は、文学極道を利用する人たちは、発起人を含めて、自分が一種のプログラム
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