蟻殺しのアリエッティー/和田カマリ
過ぎまで寝ていました。ちなみに、嫁さんにするなら、たとえ1秒たりとも、年下でないと許せないのですが、AVDに限って言えば、熟女モノが好きな僕でありました。
何か、もぞもぞするのと、息苦しいので、さすがに寝ていられなくなった僕の眼の前に飛び込んできたのは、身体中を包み込む黒い絨毯、すなわち蟻の大群でした。蜂蜜をチューブから直接吸い込むのが大好きな、プーさん然とした僕は、昨夜もチュパチュパしながら寝てしまったらしく、奴らの格好の餌食と化していたのです。
開けっ放しのドアから進入した昆虫軍団は、容赦無く襲い掛かって来ていました。鼻、口、耳、目、肛門、臍etc、穴という穴に侵入してきたトゥ
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