叔母、人と人、人/ガマパックン
らかにやら、なにもかもが複雑すぎて、正直考えるのをやめていた
今日、電話が家にかかってきた
叔母を専属に見ていてくれていた保健士さんからだ
(俺は保健士という職業がどういうものなのかわからないから、いままでは漠然と近況を聞くだけだったが)
個人的な話がしたいというので、電話の前で居住まいをただすと
保健士さんは、叔母と結婚すると、病気、いまの状態、これからの彼女の未来全て私にまかせてほしいから結婚すると言った
これから、彼女が死ぬまで私が守るから、結婚すると言った。
母にそのことを告げると、嬉しそうで、苦しそうで、泣いていた
俺は、愛ってなん
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