あまりにも暗い詩/番田
時はいつも
私たちを孤独にする
今日も そんな気がしていた
ぼんやりと流れていく 風の中で
何かを叫んでみても
あまり 意味はない
意味のないことを続けてみても
明らかにその意味はないのだろう
私は そんな気がしていた
時の中で
そこで 思いつく どんな言葉を吐いてみても
あまり 意味はないのだろう
それは いつも 確かではないのだが
色々な国からやってくる人たちの顔を見つめていた
日本も 国際化していくのだと思った
覚えていた英語など役には立たず
それは ほんの一部の国の言葉なのだと思い知るだろう
そんなことは どうでもいい
過ぎて
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)