自分のためだけの、非常に個人的な理由による詩批評/KETIPA
分
ける絵筆の先端の痛みばかりを気にしていて
は、もう追いつけない、私の位置だ。草原に
丸くなった猫の背中を探して、私たちは遠い
ところまで来てしまった。いなくなる人たち
を数えるのはやめて、繋がれる人たちにリボ
ンをつけ始めたのはいつ頃だろうか。
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読み進めて行って主題が浮かび上がってくると、それがあくまで私からの半径何メートルかの中なのだろうか、いやそこから飛ぼうとはしている、けどやはり飛び切れていない。世界観が想定内のところにとどまってしまっているように感じられるのがやはり残念。ひねてみようとしてるのもわかってしまって、ひねきれてない。
頭の中なのです
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