ぺんぎんのともだち/田無
。
おじいさんぺんぎんは、もっとおじいさんになって、しがちかづいてきました。
おじいさんぺんぎんは、ぺんぎんのこどもと、ともだちのぺんぎんにいいました。
「このふしぎなほんをおまえたちにやろう。」
おじいさんぺんぎんは、むかし、となりのりゅうひょうのくにで「えんじにあ」という
しごとをしていて、そのふしぎなほんをつくったぺんぎんだったのでした。
またおじいさんぺんぎんはいいました。
「このふしぎなほんをつかってほかのくににいるよちよちあるきの
ぺんぎんたちとともだちになりなさい。そしていっしょになかよくくらしなさい。
おまえたちのくにが
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