ぺんぎんのともだち/田無
 
にがおおきくなったら、さっそうとあるくぺんぎんたちとも

ともだちになりなさい。おまえたちがそれぞれのこせいをみとめて、なかよく

くらすことがいちばんだいじなことなんだぞ。」

それから、おじいさんぺんぎんは、しにました。



ぺんぎんのこどもと、ともだちのぺんぎんは、まだこどもだったので、

おじいさんぺんぎんのはなしがあまりりかいできませんでした。

でも、いつかおじいさんぺんぎんのいいつけをまもろう、とはなしあいました。

そして、きょうもふたりで、よちよちとえさばまであるいていきました。
戻る   Point(1)