ぺんぎんのともだち/田無
にがおおきくなったら、さっそうとあるくぺんぎんたちとも
ともだちになりなさい。おまえたちがそれぞれのこせいをみとめて、なかよく
くらすことがいちばんだいじなことなんだぞ。」
それから、おじいさんぺんぎんは、しにました。
ぺんぎんのこどもと、ともだちのぺんぎんは、まだこどもだったので、
おじいさんぺんぎんのはなしがあまりりかいできませんでした。
でも、いつかおじいさんぺんぎんのいいつけをまもろう、とはなしあいました。
そして、きょうもふたりで、よちよちとえさばまであるいていきました。
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