【批評祭参加作品】小笠原鳥類×小林銅蟲「ねぎ姉さん」/KETIPA
 
んだ弟のようにたたずんで、どこか悲しげに顔を崩す姉さん。

船焼き捨てし船長は泳ぐかな、と、高柳重信の俳句が出て来て、ああ、この俳句があった本『蕗子』は「東京太陽系社」の本だったのだな。水星。その後、高柳さんは『山川蝉夫句集』があって、高柳さんですが山川さんで、六つで死んでいまも押入で泣く弟、と書いていました。押入れにはテレビがあるので、ザザザザザーと泣く線


鳥類さんには即座にばれていました。ちなみに作者はねぎ姉さん単行本化したときに、「高橋重信」と誤植しています。普通の国会議員みたいなことになってしまった。


「420話」http://negineesan.fc2we
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