【批評祭参加作品】となりに、近くにいる人は簡単には理解しえない。 佐藤泰志『海炭市叙景』のこと/mizu K
月号から90年4月号にかけて発表されている。その折りにはまだ、それぞれ18の物語には、上記のタイトルはついておらず、下のように3篇ごとにまとめられているようだ。((注:*1に同じ))
「海炭市叙景」(第1章1・2・3)1988.11月号
「闇と渇き」(同4・5・6)1989. 3月号
「新しい試練」(同7・8・9)1989. 6月号
「春」(第2章1・2・3)1989. 9月号
「青い田舎」(同4・5・6)1990. 1月号
「楽園」(同7・8・9)1990. 4月号
その後、単行本化に際し、詩人・福間健二の詩よるタイトルを採用。
単行本は1991年に
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