轆轤肉のクロニクル/人間
それから、僕達は日蝕と一緒に自己紹介すれば宜しい。
【中肉期】
世人に茹だる悪癖のプリュームが引く尻尾を切れば、
他愛は無くとも他意の有る現状に優しい廃水が運河に流れる。
美醜の彼岸に爛漫の天真が天中殺に購って、
スワロフスキー・クリスタルの瓜坊が畔を走る憂き目の糸を糾って、
先祖返った赤海亀が産み落とす感動中毒に抗って外連味で煮込む癪の虫。
【筋肉期】
烏柄杓と鳥兜の生い茂る複素数平面の上、
グラファイトで練り上げられた第?種国家公務員の番が斜文織りの睡眠時間を横に裂く、
その合図で始まる殺陣の侍ブルーが農奴ドドメを切り捨て、
独裁体制礼讚団体の涙
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