小論文練習/一 二
 
ように私を受け入れてくれていなかったら、
私は世界を憎悪しまくるどうしようもない人間になっていたと思う。
それこそ、自殺志願の通り魔にでもなったかもしれない。

私は今でもどうしようもない人間だけれど、
でも、まがりなりにもなんとか生きていけるのは、
現実と非現実の子供たちのおかげ、

彼女たちが私を救ってくれて、
生きる痛みを和らげてくれて、
辛くてもより善く生きたいという思いを胸に生まれさせてくれて、
私は彼女たちに、
一生掛かってもかえせない恩を負っているんだ。

だから私は恩を少しでも返したい…
彼女たちに、愛する彼女たちに。

ただ好きだといってるだけで
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