小論文練習/一 二
 
けで彼女たちが守れないのだったら、
どうすれば守れるのか考えて努力する。
彼女たちに貰った大切なものを今度は私が役立てたい。
大切な心、
愛する心、
喜びの心、
痛みを和らげる魔法、
安らぎと嬉しさ…。
彼女たちに貰った大切なものを私は提示することしかできないけれど、
それが少しでも彼女たちを守る力になれば。

公共性とか、ここで文を書き綴る以外、
何の力も持たない私は何もできない自分が悔しいけど、
それでも今迄、私が攻撃的な文章をここに書きなぐったことが、
それが私の愛する子供のためにはなってなかったと思う。

私は沢山沢山恩と罪を負っている。
彼女たちは私を受け入れ、
そして生きる力をくれた。
だけど自分は何も返せなくて、
返そうとしてきていない…。

だから少しでも私は、彼女たちの為に生きたい。
だから、女たちがくれたものを裏切らないで、
少しでも善く生きたい。
彼女たちと、自分の為に。
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