小論文練習/一 二
 
かりだと思った…。

そして世界は強大な力を持つ邪神の夢泡沫のようなものとした、
ゲームやマンガばっかり読んでいて。
ネットの付け焼刃の借り物の知識で、
いつも世を斜めに見ていた。

でも焦燥感は強くなるばかりで。

そんな時子供たちと話したりする機会があって、
子供は凄く真直ぐで、自分は凄く馬鹿みたいだと思った。
自分は子供達より行動も金も自由になるし、
それなのに世の中をずっと、
ただ憎んで世界に怒りをぶつけている。

私は子供たちの心を、
凄く純粋と思って、
憧れて、
救われたと思った。
子供達の為になりたいと思った。

けれど自分が子供たちを傷つけ
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