借りた詩集 天野 忠詩集/ふるる
うから、どっちもすごいから、まあ仕方ない。っていうか、大野氏もすんごくいいので、是非詩壇は詩集『家』のH氏賞だけでなく、もう一度くらい驚愕していただきたい。
その後、天野氏はよい出版者にめぐり合い、(『編集工房ノア』の沢順平)八十三歳で亡くなるまで、詩やエッセイを書き続けています。遺稿集も二冊もある。
晩年の詩は、短い分テクニカルでありトリッキーでありアイロニーもあるのですが、あまりにもさらっさらなので、そういう感じがしない。老いるってこういうことなのか。と素直に思う。思うし、アンチエイジングとか、ありえないし。と思う。普通に老いて行け、まあこんなもん。って言われてる気がする。
好きなの
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