借りた詩集 天野 忠詩集/ふるる
 
に盛んになる。」と書いてありました。)のことを言う言葉らしいです。
『アメリカのライト・ヴァース』(西原克政 著 出版 港の人)の説明には、「ライト・ヴァースとは何か。それは重厚な詩(ヘビー・ヴァース)にたいする風刺を含んだ異議申し立てである。詩にたいする高踏的な文学観が脱ぎ捨てた簡素な服の美しさに、ほのかな真実味をあたえることである。一人の平凡な人間としての詩人の、ことばの機知を恃(たの)みとする、日常の些細(ささい)な風景への軽やかな接近である。」とあって、これが一番的を射ている気がします。
ライト・ヴァースな詩を書く詩人は、ググってみると天野忠の他に、吉野弘や辻征夫などが出てきました。誰
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