言葉/物に対する意思/力 -言葉の暴力についてのコメント-lightとなることを願って/黒髪
 
サレム賞受賞の講演の中で、体制は壁であり、各人は壊れやすい卵のような物だ、といっていたような記憶がある。言葉で壁を作るのであり、その向こうには行けない。壁に向かって人を投げつけるような行為を暴力と呼ぶだろう。暗闇の中では壁は見えず、或いは認知の出来ない人は、誤って自分で壁にぶつかり、人を壁の方に投げてしまうだろう。悪意とは、気づいていてそれを行うことだ。そして無知は悪としてはたらくことが多いだろう。

言葉の壁を、解体する技術を身につけるのか、拳で打ち破る強さを身につけるのか、各人の、努力、とはこういう場合に使うべき言葉だろう。

*以下は、10/3/23における追加文です

壁を自分
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