詩集評 国道四号線のブルース 構造 1000番出版555シリーズ /リーフレイン
はフリーターで、安部内閣の自衛隊予備役に応募していた。2009年の彼は派遣で仕事をしていた。今もその仕事は続いているが、正社員になれる見込みはないのだと言っている。 結婚の見込みもいまのところないらしい。
詩を読むと、精子がどかんどかんと音をたて、目の前にぶちまけられていくのを感じる。 イカ臭い、ネバネバした精液が黄色なカビカビになってページの上にこびりついていく。 生命があてもなく消費されていくような徒労感がぬぐえない。 希望はーー
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国道四号線のブルース
四号から
四人目の女から僕は生まれた
ひき殺された蛙のつぶれた
腹の中から僕の声がきこえた
泥藁がべ
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