「名」馬列伝(14) メジロアルダン/角田寿星
してレース後、骨折が判明。1年間の休養を余儀なくされる。
一瞬だが、直線で必ず切れ味の鋭い伸び脚を見せた。常に正攻法の走りをみせた。
なんというか、格調の高いレースをする馬だったと思う。
特に左回りコースでの良績が多かった。
毎日王冠、直線の勝負どころ。
鞍上の岡部は外からオグリキャップとイナリワンが襲いかかってくるのを待っていた。
並びかけられたところで始めてスパートをかける。
彼の脚を測るために、わざと追い出しのタイミングを遅らせたのだ。3着。
秋本番の天皇賞。内から早めに追い出した彼はスーパークリークに並びかける。
クリークの武豊は、追い出しのタイミングを遅らせ、並びか
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