半死半生−シュレーディンガーの猫−/Kazu.
 
」という
猫にとっての問題じゃなくて
密閉容器のなかで
ラジウムが放射線を出すと検知器が感知して
感知すると同時に青酸ガスが発生する仕掛けになっていて
ラジウムが1時間以内に放射線を出す確率は1/2としたら
1時間後の猫の運命やいかに・・・
ということが大問題らしい(多分)
この際 実際の猫の生死はどうでもいいわけで
物理学者のひとりはこう言う
「箱を開けて観察する前の猫の状態は
猫の生の状態50%と死の状態50%が合わさった状態
つまり生と死の両方を兼ね備えた(まさしく半死半生の)猫がいる」


ここで浅学の徒としては考えてしまうのだ
ヤクザのヤキヲイレルほかに
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