ステージ振り返り/北村 守通
 
分自身が高知で体験してきたどのイベントにもない集中力であり、層の厚みであったりする。
 こうした熱さや集まる観客層や空気といったものが閉鎖的、といわれれば視点を変えてみるとそうとれなくもない。しかし、それはある形をもって各個として明確に存在するための副産物の様にも思える。
 そしてそれゆえに開放的であったりするのだ。

 もうすぐ東京に戻る。
 私にとっては二つの故郷のその一つへの帰省である。
 高知も、東京も確かに私の故郷である。

 『オルタナティブ3』というユニットが七夕の如く復活する。
 離れ離れになったにも関わらず、再び結成できる機会が得られた。
 不
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