ステージ振り返り/北村 守通
 
 不思議なことに、東京を離れたがゆえに、私にとってはユニットの存在がより身近に感じられる。思えば以前『赤坂音楽詩集』に出演させて頂いたとき、自分達のステージはもとより、そこに出演されていた他のかたがたのステージがとても興奮させれるものだった。
 もうすぐ、そうした興奮を再び味わうことができるのだろうか?
 私は震えている。
 目をつぶるとその振動で落ち着けなくって寝付けない。
 私は多分、幸せ者だ。

戻る   Point(0)