表象と表現、能動と受動、行為における偶然性/チャオ
 
配なのだ。

で、その世界、いいものも、悪いものもまったく僕らの手の中に収まることはない。どんな些細な事柄でさえ。でも、僕らの手の中にあるのだ。

で、「世界の中心で愛を叫ぶ」は?何で売れるの?

中原中也は「いのちの声」で、()と語る。手の中に収めなくてはいけない世界、と、はみ出していく世界。でも、中也自身願うように、世界は僕らを受け入れているにもかかわらず、僕ら自身がそれを受けいれられずにいるのだ。

アメリカに、ソロユニット名、ブライドアイズというSSWがいる。彼の歌の中に「世界の真ん中」という歌がある。

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