経過のまとめ、レヴィナスの責任論−「存在の彼方へ」を読んでみる14/もぐもぐ
ティー−『存在の彼方へ』を読んでみる8(2)」の中では、「懐疑論」の命題を「現実なんてない」という、一見とてつもなく非現実的に感じられる命題として捉え、これが「非現実」の「場所」の問題を提起するのではないか、という形で理解を試みた。
「4 主体性」の部分については、「自由意志と責任−『存在の彼方へ』を読んでみる7」及び「場所を持たない私『自身』−『存在の彼方へ』を読んでみる10」の中で扱った。
後者では、「懐疑論」の存在によって仄めかされている「存在の彼方」の「場所」は一体どこなのか、という繋がりで、この「主体性」の議論が始まっているのではないかという推測を述べた。
また、「主体性」
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