経過のまとめ、レヴィナスの責任論−「存在の彼方へ」を読んでみる14/もぐもぐ
 
とに従属してしまうという事態が記述されている。この点については、「喪失としての時間−『存在の彼方へ』を読んでみる13」の中で、例えば「時間」についてこれを言表することの困難が指摘されているのではないかと述べた。

また、この節の後半においては、「懐疑論」の問題が取り上げられている。
これについては、まず、「『割り切れなさ』と懐疑論−『存在の彼方へ』を読んでみる6」の中で、「主体」(私)が本当は誰なのかという疑問を提起するものとして、これを理解しようとしてみた。
それに対して、「『大胆』な『懐疑論』と異なった『リアリティー(現実)』−『存在の彼方へ』を読んでみる8」及び「現実、夢、リアリティ
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