僕の衰弱した右脳に関する覚書/川村 透
 
とがある、というこの番
組で紹介された説、についてぼやっと考えてみたことの覚書なのだ、この
駄文は。

 ヒトの事をとやかく言える人間ではないので、もちろん自分のことをた
だの思いつきでぎこちなく書く。きっかけはうちの女神様(妻)の一言、く
だんの番組を見つつ、「あなたは完全に左脳ね」ほめているのかけなして
いるのかわからない。番組のニュアンスでは分析、計算を司ると言われる
左脳に対して天才的アナログ能力を発揮する右脳への憧れや合理的思考へ
のアンチや物見高い安全な位置からの異形への憧憬なんかがあった。秀才
へのほのかな嫉妬に裏打ちされた近親憎悪と天才への手放しの賞賛が1セ

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