カルミナブラーナより/北村 守通
 
始めている様子に、読んでいるこちらが三半規管を麻痺させられそうではありませんか。皆さんの飲み方にも思い当たる節はありませんか?
 
この詩が登場する作品、それが今回お話しする「〜世俗的カンタータ〜 カルミナ・ブラーナ」なんですね。なお、今回紹介させて頂いた日本語訳は、株式会社オクヴィア・レコードから販売されています「カルミナ・ブラーナ」<指揮:小林研一郎 演奏:日本フィルハーモニー交響楽団>から抜き出させて頂いております。
この曲の作曲家はドイツの「カール・オルフ」。20世紀の作曲家です。が、この詩の部分につきましてはバイエルンのベネディクト教団修道院から発見された、13世紀の歌集なんです。
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