カルミナブラーナより/北村 守通
 
す。その内容は教会批判に、性の解放に・・・それは、まぁご自身で聴いて読んでみてください。(いや、一部もうネタバレしていますがね。)
 詩の内容が大変自由奔放ですが、作曲家のオルフさん、それが分かっていますから、真面目で明るい曲調で、この詩の存在を浮き上がらせます。自由奔放を感じさせる詩の内容に合わせて、自由奔放な曲想で合わせてもよかったでしょうが、そうはしなかったところに作曲者の趣を感じてしまいそうでもあったりします。

先の詩ですがどうでしょう?
ちっとも古さなんか感じないでしょう?(ボクだけですかね?)
しつこい位に描かれる「飲む」という行為。人数が増えていきますから、脳内に必要とな
[次のページ]
戻る   Point(3)