「存在の彼方へ」を読んでみる2/もぐもぐ
 
」(倫理)こそが、生に重さを与え、内存在性の我執からの脱出を可能にする。それが欠けている生活は、まさにゲームに過ぎないような、いかがわしい軽薄な生活だと見られているのである。
「責任」。ここでの責任の内容が、未だどのようなものかは具体的には特定されていない。だが、その何らかの責任を持つことの重要性がここで確認されている。


「論点を先取りして、次のような問いをここでたてておきたい。存在の存在性はいま述べた重々しさにおいて逆転されるのだが、この重々しさは、起源に先立つ言語としての語ることに、他人に対する一者の責任に送り返されるのではなかろうか。」(p27-28)
「重々しさ」とは先の引用
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