「存在の彼方へ」を読んでみる/もぐもぐ
るという動詞は単に省略されているだけではないのか。」と自問自答される。(p22)
そして、「とすると、存在するという動詞によって意味されるものは、一切の語られたこと、一切の思考されたこと、一切の感覚されたことにとって不可欠なものであることになろう。」「このように、存在することは、存在することへの不屈の固執として遂行される。」・・・などと話は続いていく。(p22-23)
このような論理展開に一読しただけでついていくことができるのは、かなりのつわものと思われる(なお、以下で引用する議論も同じように分かりにくい。ただ、上に死についての言及が若干現れているように、存在すること(to be)と生、存
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