第2章 変わったお友達/箱犬
泣きそうです)私なんか、夜寝ていたらあの影がベットの
横に立ってなにかきみの悪い呪いの言葉をかけてきたのよ!』
そのおかげで私のねぐせがいつまでたっても治らなかったんだから!とフロゥライが大声を上げました
。
とたんに広場に集まったエルフたちは叫び声をあげながらいっせいに逃げ出していったのです!
それはあたりまえの事でした。エルフが大声を出すときはみんなに危険だ!と伝えなければいけない
時だけなんです。そんなに簡単にエルフは大声を出しません。人間の子供とは違うんです。
でも、逃げ出すときはエルフだろうがゴブリンだろうがたいした違いはありませんよね。わぁわぁ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)