第1章 小さなエルフ/箱犬
さんからもらった名前が嫌だ!なんて人間の子供みたいな事は言いませんけれども。
ですがそんな時、ブックルック・ペンシルバッカス・リトル・ランブルフィッシュはこの世界の不幸が全て
自分に降りかかってくるようなそんな気持ちでいっぱいになるのです。この前もブックルック・ペンシル・
バッカス・リトル・ランブルフィッシュは自分の名前を書いたフラスバの葉っぱに朝露を集めるエルフの
仕事の「エウムリカ」に参加しようと必死に極楽鳥の尾羽のペンで葉っぱに名前を書き込んでいましたが、
どう頑張ってもフラスバの葉っぱのぎざぎざとした端のほうまでで「ブックルック・ペンシルバッカス・リト」
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