チベットに自由を!!/モリマサ公
て上げたあたしたちの強い思い込みが裏側に存在してて
雑踏へおりてくるハトが地面をつついていて
つつく瞬間ごとに誰かが無駄に命を落とすのがなんとなく理解できる
深く
深い今がみえる
底が見えるから深いのがわかる
どこまでもなにも見えなければなにも怖くないのに!
左カーブのゆったりとした重力の中を少しずつ加速しながら
東京拘置所の外壁にもれてくる空気をみてる
自由?てゆーか実際はみえないものを見たようなきになって
いつか戦いは終わるんじゃないかとただなんとなく楽観視してる
おれたちはみじめじゃなかった
毎日食うものにも毛布にも困らないし
ここは国境じゃなくて
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