僕の名前は青木龍一郎って言うんですけど、そんな僕が軽い読み物を書いちゃいました(笑)/青木龍一郎
僕 は 青 木 龍 一 郎 だ ! !
僕が大声で叫んでみたものの、「あれ」と思った。
僕は本当に青木龍一郎なのか。自分は青木龍一郎だって思い込んでるだけで
本当はこうだい君なんじゃないのか?
僕は少女に聞いた。
「なんで僕をこうだい君だと思ったの?」
「きみがこうだい君だからに決まってるでしょ。
野口五郎見たら、『野口五郎だ』って思うでしょ。
ジャンポール・ベルモンド見たら『ジャンポール・ベルモンドだ』って思うでしょ。
私はきみ、こうだい君を見たから『こうだい君だ』と言った。
すごく簡単な話よ。」
うーん。まあ、当たり
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