純粋正義への架橋11/チャオ
かった。「〜5」では、ロックバンドの詩を引用しながら、日常の違和感を描いた。数学的事実と、日常的事実の相違。「〜6」においても同じく、数学的思想と日常的思想の相違を描いたのです。
こちらの文書でポルカさんからコメントをいただきました。
このコメントは自分にとってひとつの出発点となった。ひとつのものを二人で分けるとき「何かが失われている」という、ポルカさんの考え方は、いかにも詩人のようだったと僕はここに記しておきたいと思います。
僕はその考えに惹かれて、まだ僕の力では早すぎる「正義」の表象が可能ではないだろうかと考えたのです。そこで「〜7」では数学的公式と、道徳的公式を並べ、その不可能性を
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