鬱な君へ 腐るほど愛/鴫澤初音
楽しいことってその場だけで、結局朝はいつも同じようで、
起きることがつらい、だけど好きな人はいるし、好きになって
ほしい人もいて、惰性だけど、死ねなくてまだ、生きている。
友人たちは、私の友人なんて些細なんだけど、
気ままに生きていて、一年後なんて想像もできない。
それでいいのかな、それでいいんじゃない? いんや全然よくない、
俺、生きていく! って堂々と言えない、
言える理由なんてない でも生きていく
駄目かな? いいんじゃない それでも楽しいことなくても
つらくてもどこか歩いて、書いて、出会って、いつか死ぬから。
いつか死ぬから、それで50/50. さよならって最後に一言、
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)