ほおがつたえる。/哀詩
 
 
折角の休日、あまふり、かぜふき
計画は台無し。君のひとことに救われる
「一緒にいれれば、」 それだけで。

僕の部屋はきたなくってごめんね。
でもいつだって、
ふたりがすわるだけの面積はあけておいてあるよ。

君のほおに触れる意図は
そりゃあそのくちびるが目的だけど
(その裏に隠された気持ちは僕と君の共通。)

嗚呼、やわらかくてあたたかい君のほおよ、



折角の夜道、がいとう、そうおん
ムードは台無し。君はわらって少し駆ける
「ねぇ、、) フラッシュ、舞い落ちる衝撃音。

駆け寄る、駆け寄る、 かすかにひらく
でもいつだって、
僕は遅刻魔、 何
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