リズム&ライム(rhythm&rhyme)/木棚環樹
 
韻を強調する。
アクセントが来るところだから韻を踏むのか、
韻を踏むから強調するのか。
それはニワトリと卵だから問わないとしても、
韻とアクセント・強音・長音部というのは
重ねた方が効果的であったりする。
では、長短格や長短短格の詩は頭韻を踏んで
脚韻を踏まなかったのかとなると、
そこまでは調べてないので分からない。

詩と音との関連で言うと
美学講義のp134−2行目
「拍子のアクセントと韻律のアクセントがまったくちぐはぐでは困る」
と当たり前のことを書いているのと同時に
同p135−13
「ヘンデル(一六八五−一七五九年)の『メサイア(救世主)』でさえ、
多くの
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