柩/___
 
どちらの、
蝶結びの、

目を、雪、
そして、を。




みみずばれの空、反芻する 
目たち、
そしてを、雪を、読む、
その
設定―
感情。

上の空にも後ろにも舌をさされ、
とばされて。







感情、
あの、ふるえない真実で




揉み解されたアクロフォニーの末裔、
コロナという
舌の
ない饒舌な 
全点凍結の両の手に さえぎる

カノプス壺のなかへ 
生えつつある毛の金融点-

軌道が
けとばす
周回遅れの宇宙
開腹をする、それなのに
貴いようにされてしまって。






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