柩/
___
{引用=
kaki musi rareteiru 言葉の
はるかうしろへで
するたび、
預けられた
双つながらの、
嘔吐、
言葉を
知っているかのようにして
こっそりと
みつめられるのだ
――それはありえない、
言葉からの戸口をふさいだ
そのたび、薄らいだ
雪を
さえぎって
預けられた
双つながらの。
嘔吐
(翻って)
取り外される明日。
するたび、
*
どちらの 赤くの、より多くの
−そして読む。
降りしきるどち
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