柩/___
 
{引用=













kaki musi rareteiru 言葉の
はるかうしろへで



するたび、

預けられた
双つながらの、


嘔吐、
言葉を
知っているかのようにして
こっそりと






みつめられるのだ
――それはありえない、
言葉からの戸口をふさいだ

そのたび、薄らいだ
雪を
さえぎって
預けられた
双つながらの。


嘔吐
(翻って)
取り外される明日。

するたび、





どちらの 赤くの、より多くの
−そして読む。

降りしきるどち
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