自称彗星アオゾラ誤爆/アオゾラ誤爆
 
ようやく朝がきているよ 
そんな嘘で早起きをした 
きみのなかはどうなってるんだろう 
街中のプラスチック踏んづけて 
はだしできみを追いかける 
冷えたアスファルトとうらはらに 
どんどん熱を帯びてく、 
泣きそうに 
きみは歌うのがとても下手で 
それだから愛してる 
さよならをいえなくて可愛いから殴りたい 
たくさんの正しさを胸に置いたら 
その景色ぶっ壊して 
間違ったっていいよね 
きっとお互いにゆるされる 
「永遠ってものがあるとしたら 
飛行機みたいな彗星みたいな 
あやうげな軌道にすがりついていたいな」 
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