BLUE HEAVEN/青色銀河団
ом чайка]
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白いぼくの部屋に恋する女の子がいます。
その女の子は白い奇妙な椅子を
ぼくの部屋にはこびこんで、
ちょこんとすわっています。
窓のそとには
純粋な蜜柑の集落が
どこまでも続いています。
青い雲の隙間から
神様の影さえ見え隠れします。
窓は、
生きている人間のはじまりなのだから、
春の訪れにより
きみも運河の色も変わってゆきます。
花びらがながす血とともに
心に刻まれる雨の底。
土手づたひの水の音について
蛇行する来世の予感に満ちたドアの前。
晴れときどき、
金色の、
きみは轍に向って燃える女の子。
すがたは見え
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