鍵/hope
ココロの奥の秘密の扉、その鍵を失くした時に初めて、私は笑うコトが出来るんじゃないかしら?
(でも、)
(きっと、)
私に【感情】が残っている限り無理なのかもしれないね…
意味のない言葉ばかりが、頭の中を回ってる。
(嗚呼、ココロが重い…)
月が私を見ていた。
ココロの奥が何時も煩いから、
私は目を閉じる、
(もう何も見たくない)
何を見て、何をすきになって、何に傷ついたの?
(その全部がきっと【あなた】なんでしょう?)
こんな夜を、あと何回繰り返せばいいんだろう?
何処かで誰かが泣いている。
(動けな
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)