ドルイド谷垣の『新釈奴隷道!』 第一回/人間
相応しい優れた内容と能力を備えていなくてはなりません。
”完全なる受動”であり”信仰する物質”である奴隷は、
もしかしたら現代に生きる実践的ストア学派の発展形とも言っても過言ではないかも知れません。
第一回目からあまり踏み込んだ話をするもの不親切であると思いますので、続きは次回に譲ります。
話を戻しましょう。
今度は、具体的に考えてみます。
御主人様になって戴きたい方の御宅が、己の職場の近所であったのなら、
せめて、昼間に場所と頃合を見計らって丁重な遣り方で声を掛けるなり、
それが恥ずかしいなら、手紙で気持ちを伝えるなり、
何かしらの紳士的な、もとい、奴隷的な
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