ドルイド谷垣の『新釈奴隷道!』 第一回/人間
 

奴隷は常に「される側」だという根本的な立場を理解しなくてはなりません。
奴隷の基本姿勢は”受身”です。
それも、自我の意思や積極性を一切排除した”完全なる受動”でなくてはなりません。
何も望まず考えず、出された命令だけを黙々と遂行する従順さ、それが奴隷の本質であります。

次に、
加害者の客観的判断力の欠如です。
奴隷として無条件に選ばれるのは、男女限らず、奴隷が「若くて美しい」場合にのみ限られます。
今回を例に採ってみても、20歳の娘にとって32歳の男は、若さも美しさも有りません。
では、若くも美しくもない、此奴のような下衆が、奴隷として選ばれるには、どうするのか?

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