ドルイド谷垣の『新釈奴隷道!』 第一回/人間
 

品性、教養、鍛錬、等々によって己に商品としての利用価値を付加する必要があります。
インテリアに例えてみましょう。
機能的には劣っていても、デザインの良いインテリアは、ハイセンス志向の顧客層には売れます。
同じように、デザインは多少イビツでも、機能的に優れていれば、少なからず需要は有ります。
この例えからもお分かりになると思いますが、奴隷は”物”として扱われる訳です。

ところが、
今件の大馬鹿者は、清純な主従関係の中に身分不相応の醜い自我を持ち込み、
仮にも未来のご主人様の御宅に突然訪問し、その汚らわしい手で神聖なる御腕を掴み、
己の下種な欲望を無理矢理に押し付ける、等とい
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